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発表論文

新着情報

・ 2019.2.1
カリフォルニア大学のBaker博士とミネラルコルチコイド受容体に関する総説を発表しました。Aldosteroneに関する内容の特集号に集録されています。ご教務を持たれた方は、ご連絡ください。PDFファイルを配布します。
・ 2018.7.4
カリフォルニア大学のBaker博士との共同研究の成果を、Science Signaling(Scienceの姉妹誌)に発表しました。ヒト、ニワトリ、ワニ、カエル、ゼブラフィッシュのミネラルコルチコイド受容体の詳細な比較検討を行った成果です。魚類のミネラルコルチコイド受容体は四肢動物のものとはリガンド特異性が異なることを明らかにしました。ミネラルコルチコイド受容体の分子進化の解明に大きな知見を提供するとともに、生体内の塩分バランス調節に関連する疾患に対する創薬開発にもつながる重要な研究成果であると考えています。なお、北海道大学ホームページにもプレスリリースの記事が載っています(https://www.hokudai.ac.jp/news/180704_pr3.pdf)。こちらもぜひご覧ください。
2018.3.28
ゼブラフィッシュのミネラルコルチコイド受容体に関してPNASにletterを発表しました。カルフォルニア大学のBaker教授との共同成果です。 FiorらはPNAS誌上で、ゼブラフィッシュにおける異種移植はガンを治療するためのオーダーメイド医薬品を開発するための有望な方法である事を示しました(PNAS 114 [39]: E8234-E8243)。これは、ヒトの癌をゼブラフィッシュに移植して癌治療のための薬を開発するために有効な手法であると考えられます。しかしながら、私たちはゼブラフィッシュのミネラルコルチコイド受容体(mineralocorticoid receptor, MR)がヒトのMRとは対照的にプロゲステロンによって活性化(転写の活性化)されることを見出しました。この実験証拠に基づいて、私たちはFiorらの論文のステロイド依存性腫瘍を研究する方法には注意すべき点が含まれると考えています。要するに、ゼブラフィッシュにヒトの腫瘍移植を行う実験では、ゼブラフィッシュの生体内におけるプロゲステロン合成がゼブラフィッシュのMRを活性化し潜在的に移植されたヒトの腫瘍の生理的状態を混乱させることにつながる恐れがあることを示唆しています。PNAS 115: E2908-E2909 (2018)

2017.6.21
ミネラクルコルチコイド受容体の関するレビューがJournal of Endocrinologyにアクセプトされました。カルフォルニア大学のBaker博士との共著です。今年はソーク研究所のRon Evansのグループによってミネラルコルチコイド受容体が単離されてから30年という節目の年になります。本レビューでは、最新の研究成果を紹介しつつミネラルコルチコイド受容体の分子進化に焦点を当てて、配列・構造そして機能について解説をしています。
Evolution of the mineralocorticoid receptor: sequence, structure and function
Michael E Baker and Yoshinao Katsu
Journal of Endocrinology 234: T1-T16 (2017)
http://joe.endocrinology-journals.org/content/234/1/T1.full.pdf+html

また、掲載された号の表紙には1985年に撮影されたRon Evans博士の写真とともに私たちのreviewの図が使用されています。
http://joe.endocrinology-journals.org/content/234/1.cover-expansion

2017.6.16
ミネラルコルチコイド受容体の種特異性・リガンド特異性の成果をまとめて、bioRxivに載せました。査読付き雑誌への投稿はこれからですが、奥の研究者の目に止まることを期待しています。

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